身体は柔らかいけど、アンディオールができない!

アンディオールにまつわるQ&A

うつ伏せでカエル足のポーズは出来るけど、
アンディオールができない!

という方や、
身体は柔らかいけどアンディオールができない!
という方は多いと思います。

どうして?

身体は柔らかいのに、
またカエル足もできるのに、
アンディオールができないのか?

この問題に関しては、

身体が動く仕組みとバレエで可動域を広く
いっぱい使うために必要な条件について理解する必要があるため、

こちらでは日常でも良く使う
車や自転車を例にアンディオールできない問題を考えてみました。

人の身体が動く仕組み

まずここで
アンディオールを含め、

人の身体が動く仕組み「関節運動」について
おさらいしたいと思います。

人の身体が動く仕組みは車や自転車が動く原理と一緒で、
動く時に働くアクセル役の筋肉が活動し
その働きを邪魔するブレーキ役の筋肉が弛緩することで、

アンディオールであれば脚は開けるようになるし、
またドゥバンであれば高くあげられるようになります(下図参照)。

バレエ整体・関節運動

これは他の関節も同じく、

肘を曲げる時も、
つま先を伸ばす時も、
ルティレに脚を開く時も、

どんな時も使うアクセル役と、
それに対抗するブレーキ役というのが存在します。

ということは、
アクセルを強化する前に、
先に働きを邪魔する筋肉をストレッチで伸ばさないと、

スムーズに脚は開けないし
上がらないのは理解いただけると思います。

上の写真のように、
アンディオールしながらドゥバンに脚を上げるには、

上げる時に邪魔(ブレーキ筋)をする裏モモが緩み、
そしてアクセルとなる股関節前面の筋肉が働く(縮む)ことで
関節の可動域は広く、

またいっぱいに使うことができます。

その観点からすると、
筋肉に緊張が無い状態や柔軟性が高いことは
素晴らしいことだと思います。

あなたのゴールは?

 

 

しかしながら、ここで重要なのは
どんなに身体が柔らかくても、

また、うつ伏せでカエル足ができても
ダンサーのゴールがあくまで踊りの中で使える
アンディオールであるならば、

それはアクセル役の筋肉が適切に働かないと(縮む力)
脚は開き続けることはできません。

※そもそもカエル足ができてもバレエはうつ伏せで踊るものではないので。

この説明で理解が難しければ
日常生活でも良く使う車や自転車をイメージしてみてください。

アクセルとブレーキの関係

車や自転車は、
発進する時にブレーキを緩めても
そこが下り坂ではない限り、

アクセルを踏み込まなければ、
また自転車であればペダルをこぎ続けなければ
前には進んでいきませんよね。

車や自転車で分かりづらければ、

髪をまとめるゴムをイメージしてみてください。

ゴムはいくら伸びても縮む力(アクセル役)がないと、
本来ゴムが持つ役割を果たせなく、髪をまとめることはできませんよね?

これはアンディオールを含め
ヒトの身体が動く原理も一緒で、

肘が曲がるのも、
肘を曲げる作用のある筋肉が縮まるからこそ肘は曲がるのです。

また、脚を上げる作用のある筋肉が
縮まるからこそ脚は上へ上へあがるのです。

関節をなす骨同士はあくまで受動的であり、
それ自体が動いている訳ではないので、
筋肉の収縮力(アクセル役)が弱ければ、
当然、重力に抵抗するバレエの様な複合的な動きは行うことができないのです。

赤ちゃんもそうですよね。

身体は柔らかいけど、
重力に抵抗する力(アクセル役)がまだ弱く、
バランス感覚や二本の足で立った経験が過去に無いから、
生まれていきなりは一人で立てませんよね。

これはアンディオールも、
脚を開く時にアクセル役となる筋肉が縮まることで
脚は股関節から開けるので、

身体が軟らかく、またどんなに柔軟性が高くても
アンディオールができないことはこの説明でご理解いただけるでしょうか。

アクセルとブレーキの両方の側面をみる

車や自転車の運転と同じく、
ヒトの身体も対抗する筋肉のストレッチ(ブレーキ役)と

使う筋肉(アクセル役)の強度がとても重要ということ。

タイトルに戻ると、
身体は柔らかいけどアンディオールができない!

という方は、

もちろん使い方の間違いなど
機能的な問題も原因には考えられますが、

アクセルとブレーキの関係から問題を考えると、

やはり重力に抵抗する力や、
アンディオールに使うアクセル役の筋力が
不足している可能性があるので、

日々のレッスンや個別のエクササイズによって強化する必要があります。

下記に紹介するエクササイズは、
アンディオールに使う筋肉をバランス良く強化できるので、

日々のレッスンだけで身体作りが足りない方は、
ぜひ、足りない箇所を個別のトレーニングによって補ってください。

アンディオール強化エクササイズ!

内転筋のトレーニング

ストレッチが必要な人はこちらから

ターンアウトを邪魔する筋肉(ターンイン筋)に緊張が強い方は、
まずは強化のエクササイズを実施する前に、こちらのストレッチから行って下さい。

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