夏休みのコンクールシーズンになると、
バレエ整体院あすかには
地方からも多くの小中学生にご利用を頂いてます。
そんな子供達に多いお悩みで
肩が上がる問題を最近は良く聞きます。
肩が上がる問題は、
呼吸を含め「力み」からくる緊張など、
考えられる原因は幾つかありますが、
ちょっとした身体の使い方で
修正できることもありますので、
今回はアン・オーで肩が上がる問題の
解決策を紹介したいと思います。
肩が上がる、上がらない、
を決める要素は「肩甲骨の位置」があります。
肩が上がるのは肩甲骨の位置による
アームスを下ろした状態の肩甲骨の位置
肩甲骨は肋骨の上に
乗っている形で付いていますが、
例えばアームスを水平方向に上げていくと、
肩甲骨は外側へ逃げていきます。
外側に逃げたまま
アームスを更に上げていくと、
イラストのように
一緒に肩甲骨も上がり=肩が上がってしまうので、
外側からアームスを上げていく時の肩甲骨の動き↑
ここで肩甲骨をポケットに
「しまったまま」アームスを上げる工夫が必要になります。
アン・オーに上げる時に肩が上がる人は、
一度、アンバーの時に小指側から
アームスを「すくうイメージ」で上げてみてください。
※肩甲骨はポケットに「しまったまま」で!
そうすると、肩甲骨の位置を
変えることなく上げることができると思います。
肩が上がりやすい人は、
小指側からアームスをすくわず、
手のひら側を正面に向けたまま上げてしまうと、
肩甲骨は外側に逃げてしまう(肩が上がる)ので、
小指側からすくうイメージが持てると、
肩を上げない感覚を掴むことができると思います。
もちろん、振り付けの中で
アラセゴンドからアームスを上げることもあると思いますので、
この上げ方は、
全ての動きに通用するわけではありませんが、
一度、肩を上げない感覚を自分で習得できると、
応用が効くと思いますので、
アンオーで肩が上がる人は参考にされてみてください。